ローンの多目的と用途不問は少し意味が異なります。
前者は様々な目的に使用できますが、一部使えない用途を設定していることがあります。
借り換えや一本化、ビジネス用、株式やFXなどです。
後者は用途を一切問われないので、審査のときに使い道を聞かれることはありません。
債務の一本化や事業資金としても利用できるのです。
用途が幅広いと、緊急時にありがたみがわかります。
深夜に子供が熱を出して夜間病院に連れて行きたいけど、お金がないという状況はありえることです。
そんなとき、自由な用途に使える融資があれば、金融機関が開店するまで待たなくてもいいのです。
これらの融資は無担保、保証人なしで借りられるものがほとんどです。
安定した収入があれば借入条件をクリアできます。
安定収入とは満20歳以上で、毎月一定の収入を得ていることです。
必ずしも高額年収である必要はなく、非正規雇用の方でも借りることができます。
専業主婦、年金受給者に対応した融資もありますが、生活保護受給者に関しては融資不可となっています。
生活保護を借金返済に回すことは法的に認められていないからです。
学生に関しては未成年であっても、親権者の同意があれば借りられることがあります。